2018年9月3日、浦東新区管小軍副区長は上海天慈国際薬業有限公司を視察し、同区科学経済委員会、張江管理局、張江集団と康橋集団の責任者が視察に同行した。天慈国際李函璞董事長、馬西来総経理などが接待した。
図1:企業が天慈国際の発展状況を報告する
天慈国際李函璞董事長、馬西来総経理は管区長一行に企業の発展状況を紹介した。天慈国際は同区の重点企業であり、建設中の天慈国際生物医薬成果実用化基地は生物薬剤産業における重要なプロジェクトである。天慈国際が作り上げた「A+W」革新産業モデルはMAH制度に基づき、生産能力を共有し、成果の実用化における「最後1キロ」の難題を突破することを目的としている。そのうち「A」は天慈国際が12年にわたった自主革新で蓄積してきた42個のハイエンド後発医薬品と4個の新薬を産業化することを指す;「W」はすなわち「We Pharma」で、中国語では「皆さんが一緒に医薬品を作る」ことで、医薬品を作れば一般向けの安価・安心で効果の高い医薬品を作ることである。天慈国際は自社による研究開発の技術を核心にし、生物薬剤の研究開発、生産、販売を統合して全産業チェーンの同業プラットフォームを形成し、産業チェーン全体の「柔軟、開放、奉仕」を具現化した共有プラットフォームを構築する。
天慈国際が総投資24億元で建設した生物医薬成果実用化基地は、敷地面積211ムー、総建設面積28万平方メートルで、合計で20棟の工場建屋を建設し、客先の需要に応じて最大80施設のGMP生産ラインを配備できる。将来、医薬品の生産と販売を行い、薬理評価、臨床研究、投資などのサービスを提供することができる。
図2:管区長が現場で基地の建設状況を視察
管区長は視察で、第一に、企業の基地建設中に提出した環境評価、インフラ施設整備と土建についての諸問題に対し、できるだけ早く関係機関を協調して対応するよう指示し、第二に、企業が『薬品市販承認取得者(MAH)制度』を活用し、浦東の製剤生産における公共プラットフォームを構築し、張江に存在する生物薬剤の産業化における課題を解決するようと激励した。